2011年04月25日

ドラッカーを読む

今更なのですが、ドラッカーを読んでいます。

まずは、ベストセラーになったこれ。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 著:岩崎夏海



以前から気になっていたのですが、

無視していました。

しかし、あまりにも人気があるのでやっぱり読まなければならないだろうと思い、

読みました。

面白いです。

普通の小説として。

ライトノベルということで。

とうとうアニメにもなりました。

映画にもなるようです。

えらいことです。

ドラッカーのようなむつかしい話がと思うと、

本当にえらいことです。

テレビに出ていた著者の岩崎夏海氏は、男で、坊主頭でした。

女性かと思っていました・・・

経歴を見ると、秋元康氏に師事しAKB48のプロデュースにも関わったとか。

エンターテイメントをよく知っている人なのでしょう。

文章は単純なのですが、読んでいて映像シーンが浮かび上がる、

そういう文章です。

そういうことで、DVD、ブルーレイも出ます。

もしドラ page: 1 【DVD】

もしドラ page: 1 【DVD】
価格:4,811円(税込、送料別)





まあ、本当にえらいことです。


それはともかく、

この本自体は高校野球のマネージャーとマネジャーをくっつけたのが面白いのと

なによりも本の表紙の勝利でしょう。

イラストは ゆきうさぎ 氏。

実は知る人ぞ知るイラストレーターなんだそうです。

アダルトアニメ系の。

表紙のイラストの力は偉大だと思います。

酷評もあるようですが、それはそれ。

本が売れるということはよい本だというわけではありません。

話題になることのほうが重要です。

議論されることが重要です。

面白いという意見とつまらないという意見がありますが、

これが話題になるという視点で見ることのほうが重要です。

まさにマーケティングの勝利。

顧客の求めているものを提示したということです。

萌え系の表紙、稚拙な文体、ありきたりなストーリー、個性のないチームメイトなど

批評はあるようですが、それらは全部計算されたもので、

売れるにはそれなりの仕掛けがあるものです。

いくらでも文章のうまいゴーストライターがいるのに

その人たちが実名で文章を書いて本が売れているかどうかを考えてみればわかります。

歌がうまければヒットするのかというとそうではない。

事実、おにゃんこクラブにしても、AKB48にしても、モーニング娘。にしても、

どこが歌うまいですか?

音大出てる歌のおねえさんと比較もできませんが。

売れているのはどちらですか?

歌のおねえさんでヒットしたのは、だんご三兄弟くらいしか知らないですが。

うまい文章でないと売れないと思っている人がいるようです。

そんな人には、鳳啓介師匠のこの言葉を。



うますぎる洒落は笑ろうてもらえん。


大阪芸人を知らない人には無意味ですが。



さて、こんな話もドラッカーという巨人あってのことです。

ということで、まずはこれを読まなければなりません。


エッセンシャル版 マネジメント 基本と原則 著:ピーター F ドラッカー 訳:上田惇生



こちらに対して文章が上手い下手などという人はいません。

分からないからです。

難しすぎて。

文章がというわけではありません。

文章の一つ一つは短いので、それが分からないという人はいないでしょう。

それよりも、

書いている内容が抽象的過ぎて

普段頭を使わない人にはわからないということです。

いのりひともそうです。

何を言っているのかは分かるのですが、

それをどう使えばいいのかは分かりません。

何度も読むうちに分かってくる類の本と思うわけです。

論理的なら分かるだろう、なんて間違いです。

こんなに論理的に書かれているのにまったく分かりません。

数学の本と同じです。

そう、数学の本より論理的な本はありませんが、

数学の教科書を読むとたいていの場合寝てしまいます。

分からないからです。

ドラッカーのマネジメントにはとても重要なことが書いてあります。

原理原則が書いてあります。

しかし、原理原則を知っても応用できるわけではありません。

理解しなければ。





分からないから読む価値がないのかというと、

そうではない。

分からなくても読む価値はあります。

得るものがなくてもです。

断言します。

得るものがなくても読む価値があります。

無茶苦茶言ってますが、そう思うのです。

まあ、鏡のようなもので、

実際の仕事に、生活にあてはめてみて、

あーだこーだ考えるのが重要なわけです。

できる必要はないでしょう。

大体の場合、実践できないものですから。

逆に言うとこれが実践できればすごい人ということです。

しかも、エッセンシャル版なわけで、

全部ということになるとこれになります。



これを買う人はあまりいないと思いますが・・・

読む切ることができる人を尊敬します。

個人的にはこれを買って読んでみようと思っています。

【送料無料】プロフェッショナルの条件

【送料無料】プロフェッショナルの条件
価格:1,890円(税込、送料別)




プロフェッショナルの条件


ドラッカーはどのようにして自分の能力を見極め磨いたのか、が書かれているようです。

興味深いです。

問題は何か、ということを理解すること。

起こっている現象を観察し、本質を捉えること。

書いていることはもっともですが、容易ではないことです。

たとえば、

顧客に対してほしがっていないものを提示しても売れるわけはない。

顧客が欲しがっているものなら売れる。

当たり前のことですが、

そんなことが分からない人はいないはずなのですが、

それでも販売不振が続くわけですから、

本質は理解されていないということです。

いやがるものを押し付けるから販売不振になるわけです。

やっぱり理解できていないということのようです。

そもそも、理解すること、ということが理解できていないように思われます。



人生が


何のためにあるのか、

なぜ生きているのかということを理解するためにあるのであれば、

何かを理解するというほど重要なことはありません。

理解するということはどこから生まれるのか。

考えながら読み、読みながら考え、そして一つ一つの現象に当てはめてみる。

仕事や生活や趣味や自分の行動。

これはなんだろうか。

今やっていることの定義はなんだろうか。











まあ、きりがないのでこの辺で。
スポンサードリンク
タグ:ドラッカー
posted by いのりひと at 23:23 | ドラッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。